「日本の開国 エミール・ギメあるフランス人の見た明治」

尾本圭子 / フランシス・マクワン / 尾本圭子

創元社　「知の再発見」双書　2004



フランスの東洋文化研究の牙城，ギメ美術館の創設者エミール・ギメは，1876年に来日。「生活のすべてが芸術」の明治日本に魅了され，元祖日本マニアが日本美の原点を探求。



目次

第１章　日本の開国

第２章　二つの人生

第３章　旅の印象

第４章　日本紹介に熱中するギメとレガメー



東洋の宗教や風俗に関心を持ったフランス人実業家エミール・ギメと同行した画家フェリックス・レガメーの動向を中心に、明治時代の日本、西洋との接触およびフランスにおけるジャポニズムについて述べられている。あくまでも特定のフランス人が見た明治の風俗を扱った内容であり、明治の日本を通史的に見るのには適していない。ギメの伝記という性格も備えている。図版が豊富で分かりやすい上に、意外に後半の「資料篇」が面白い。（レビューより）



単行本

絶版　希少本



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