◆◇ レッドアバロン ◇◆
『茜鮑(アカネアワビ)』


太古の昔より儀式の『器』として使われて来た『アバロン(アワビ)』、オーストラリアではアボリジニアが、アメリカではインディオやシャーマン達が同じく儀式の『聖なる器』として使われて来て....

私自身、トローリングルアーヘッド作製の為に『アバロン』を探しにアメリカへ赴き、多くのインディオやシャーマンの方々から『アバロン』の話しを聴きました。

『アバロン』に細石水晶を入れ、その上に指輪などの貴金属を置いてやると嫌な気が消え、また、『アバロン』を器にして『ホワイトセージ』を焚けば澱んだ気が浄化されます。

最近、日本でも少しずつですが『ホワイトセージ』を焚く方々が増えて来られて居ると聞きます。

その香炉として最上位の位置にある
『レッドアバロン』！！

《《ですが、ワシントン条約により
もう日本に入荷されることはありません。》》


メキシコからフロリダ沿岸、アラスカまでの、
水深１５M以上の深場で捕獲され、
日本では『茜鮑(アカネアワビ)』と言い、『海女(あま)泣かせ』とも、海女さんは水深10Mくらいの比較的浅い岩場を潜られ漁をされますが、１５M以上になると素潜りでは限界を超えるので厳しんです。

さて、その美しさは奥深く、パールの輝きに近く、特に『孔雀紋』は本当に綺麗です♪

そして何よりも大きく重いです！
『世界最大』殻だけで２kgを超える個体もあります！
(「孔雀紋」は孔雀が羽を広げた時の様に美くしい紋の事、ここが貝柱が付着して居た処)

但し、成長は大変遅く、２０cmまでに数十年も掛かるので、殆どの個体の外殻にパイプワームやフジツボ等々による侵蝕があります。

こちらもそうです。
多くの侵蝕が確認され、日本名の『茜鮑』の茜色と白の成長線が確認出来ます♪ 内側の真珠層のピンクとグリーンの色合いは他の『アバロン』類より奥深いです♪

また、『アバロン』類の特徴ですが、火で焼いた様な焦茶色のライン跡がありますが、これは『成長線』です。焼いたものではありません。


《サイズ》
縦　径　約 18.6cm
横　径　約 22.5cm
重　さ　約 950.5g
※ 手秤です。多少の誤差が御座います。
ご了承下さいませ。




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