プロ・アマ決戦
ザ・二子局
囲碁編集部編
囲碁編集部編　2002年5月初版発行
A5判　定価1,600円　222P

昭和44年から47年までの4年間に月刊「囲碁」に掲載された二子局、全33局。
プロ：呉清源、坂田栄男、加藤正夫、石田芳夫、武宮正樹、趙治勲、他
アマ：菊池康郎、村上文祥　他

　白黒どちらの立場からも参考になるが、プロの読みに裏づけられた感覚は当然としてと県代表クラスのアマの方々の実力に感心する。反面、稀なアマの読みちがいに親しみを感じる。プロのそれぞれ個性がでて興味深いし、打ちまわしの妙が素晴らしい、手強いが次の一手を考えながら並べると楽しめ、棋力向上が期待できる。


高段をめざす
明解 有段者囲碁読本
囲碁編集部編　2011年6月初版発行
A5判　定価1,600円　190P

　初段程度までは碁の考え方を変えるわずかなきっかけでどんどん進歩します。が、速度がしだいに遅くなり、ある時、壁に突き当たります。それを破るには、地道な努力がまず必要。絶えずエネルギーを供給し、吸収する量を増やせば、ある日突然、固定観念から解放され飛躍できます。

第一部では、部分の最善形を知識として供給。布石構成の定石、戦いの発端になるウチコミと消し、戦いの終末となるセメアイと死活、膨大な知識のごく一部ではありますが、さらなる供給ルートの道しるべになります。
第二部では、部分の知識を全局の目でどのように構成していくかを説明。部分の特徴を最大限に生かす石運びが重要になってくる、全局のバランスが大事です。
　有段者の実力向上には時間がかかります、一歩ずつ一歩ずつ進んでいけば、上に頂上が見えてくるでしょう。・・・編集部


　経年のわりにきれいかと思います、写真をご覧ください。

　古書籍にご理解いただける方の利用をお願いします。