【 小野竹喬　「奥の細道句抄絵シリーズ」 】ポストカード６枚



上から　右→左の順に

①「田一枚植ゑて立ち去る柳かな」

②「涼しさやほの三か月の羽黒山」

③「荒波や佐渡に横たふ天の河」

④「暑き日を海にいれたり最上川」

⑤「あかあかと日は難面もあきの風」

⑥「浪の間や小貝にまじる萩の塵」



近現代日本画を代表する画家として高く評価されている

小野竹喬（おの ちっきょう、1889年-1979年）の

代表作《奥の細道句抄絵》のポストカード６枚セットです。

（バラ売りはしておりません）



非常にモダンな印象を抱かせる小野竹喬の作品です。

初めて見たときは、これが日本画だとは

すぐには気づきませんでした。

ジョアン・ミロの作品を連想させるような

自由な精神の羽ばたきを感じました。



生き生きとしたポストカードの表の絵を見るだけでも

楽しみはありますが、裏面に記された表題＝芭蕉の句を

よんで、その取り合わせをまた楽しむことができます。



１枚で２度楽しめるポストカードです。



小野竹喬の好きな方へ、

日本画の好きな方へ、

俳句好きな方へ、

四季折々の繊細な変化を

楽しみたい方へ、

いろいろな方に喜んでいただけると思います。



気に入ったいただいた方に

使っていただければ嬉しいです。





※お値下げ交渉には対応できかねます。

ご了承ください。



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＜「奥の細道句抄絵」シリーズ＞



松尾芭蕉の『おくのほそ道』に詠まれた

俳句を絵画化したもので、

竹喬が86歳の高齢で制作に取り組んだ作品群。



日本の伝統的な大和絵を新たに解釈し、

象徴的な世界に到達した時期を代表するもの。



竹喬は実際の景色に触れることが

制作に必要と考え、

東北地方へ取材旅行を行い

現地の風景や情景を直接見て感じることで、

作品にリアリティと感動を反映させました。



このシリーズは、竹喬が芭蕉の視点に立ち、

俳句の情景を忠実に再現しようとしたものであり、

単なる風景画にとどまらず、俳句の持つ詩情や感動を

視覚的に表現したものとして

高く評価されている。