「松無古今色（まつにここんのいろなし）」
春には色づき秋になると葉を落とす木々が多いなかで、松の木のように長い年月が経っても変わらないものを例える言葉。千利休以来、受け継がれてきた茶の湯の禅語。松は春夏秋冬、一年を通じ、季節の変化に関わらず、常に常に青々としてその色の変わることはなく緑の葉におおわれています。周囲に惑わされることなく、変わらない心で生きたいものである。

力強い筆運びの、非常に出来の良い書に仕上がっております。即中斎筆、飛来一閑軸先。

◆十三世千宗左(即中斎)◆
◆表千家十三世家元無盡宗左(無尽宗左)◆
十二世敬翁宗左の二男であったが長男が早死であった為、一九三七年に家元を襲名。その後、四十二年に同門会(後七十五年に社団法人表千家同門会)を発足させ機関紙を発行するなど現代茶の湯の発展に尽力、七十年には日本全国に支部を持つようになる。

【飛来一閑】
千家十職の一つ、一閑張細工師の当主が代々襲名している名称。漆工芸の一種・一閑張の日本における創始者であり、また歴代千家に一閑張による棗などの道具を納めてきた細工師の家系である。

日頃勤めなので少し発送に時間がかかる場合が御座いますが、なるべく早めのご対応を心掛けてさせて頂きます。

ひとつでもご興味あるものがあれば嬉しく思います。

目立つような大きなイタミは御座いません。
汚れと若干のシミが御座います(写真参照)。

※箱紛失しております。

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