まず何よりこんな安値で出されている整備品に対していいね、で値引きを期待するのはおやめください。注目されているのに安くするはずがないじゃないですか。
70年に発売された短波、中波の2バンドモデルです。
定価は¥8700。
この時代はこれにFMを加えた3バンドモデルのナショナルワールドボーイとソニーの11シリーズが共にヒットして3バンドラジオが少年達の憧れだった時期です。
まだBCLブームは始まっておらず、短波放送と言えば株と競馬用に一部の(余り品の良くない)大人が専ら耳に当ててタバコを盛んにふかしながら聴いている物、という印象がありました。
今でこそNISAなどと呼ばれて脚光を浴びて居ますが、当時は株は一攫千金を狙うギャンブル的な要素が強く、証券会社もまともな会社という印象はありませんでした。
競輪、競馬、モーターボート競技なども同様。
従い海外の微弱電波を捉えてその局にその旨を伝えて記念のカードを貰うというBCLの趣味をこの時期に持って居たのはごく限られた無線のファンだけだったと思います。
そんな訳で日本国内の株と競馬放送用に特化した短波モデルだった訳ですから、このモデルも日本の第一、第二短波放送が出来るだけ受信し易い様に工夫されています。
勿論元々の感度はナショナルなので十分良いのですが、このモデルはダイヤルスケールに短波の周波数表示は無く、僅かに円盤の上と下に3本ずつの細いスリットが刻まれて居ます。
短波にしてダイヤルを回すと丁度このスリットに赤いマークが出て来る所が同調点となり、多少目が悪くとも、周囲が暗くとも容易に選局が出来るという仕組みです。
局に合わせたNSBクリスタルが内蔵されているかどうかカタログでは判別出来ませんが、70年の時点では未だ無かっただろうと思います。
このモデルを扱うのは初めてですが、今回の個体は元の状態が良く、入手当初から受信、音には問題はありませんでした。外観も綺麗です。
但しアンテナが根本の1番目のパイプ以外無くなっており、代替アンテナと木ネジの先端部になって居ます。
小生短波には興味がないのですが、当時このモデルを持って株式や競馬を聞いて居た方は多いと思います。
ノスタルジーの一つとしてお手元に置いて置くのも良いかと。
音はハッキリ聞こえるものの、紙臭く、当時の短波ラジオそのものの音、と感じました。
本体のみです。
70年に発売された短波、中波の2バンドモデルです。
定価は¥8700。
この時代はこれにFMを加えた3バンドモデルのナショナルワールドボーイとソニーの11シリーズが共にヒットして3バンドラジオが少年達の憧れだった時期です。
まだBCLブームは始まっておらず、短波放送と言えば株と競馬用に一部の(余り品の良くない)大人が専ら耳に当ててタバコを盛んにふかしながら聴いている物、という印象がありました。
今でこそNISAなどと呼ばれて脚光を浴びて居ますが、当時は株は一攫千金を狙うギャンブル的な要素が強く、証券会社もまともな会社という印象はありませんでした。
競輪、競馬、モーターボート競技なども同様。
従い海外の微弱電波を捉えてその局にその旨を伝えて記念のカードを貰うというBCLの趣味をこの時期に持って居たのはごく限られた無線のファンだけだったと思います。
そんな訳で日本国内の株と競馬放送用に特化した短波モデルだった訳ですから、このモデルも日本の第一、第二短波放送が出来るだけ受信し易い様に工夫されています。
勿論元々の感度はナショナルなので十分良いのですが、このモデルはダイヤルスケールに短波の周波数表示は無く、僅かに円盤の上と下に3本ずつの細いスリットが刻まれて居ます。
短波にしてダイヤルを回すと丁度このスリットに赤いマークが出て来る所が同調点となり、多少目が悪くとも、周囲が暗くとも容易に選局が出来るという仕組みです。
局に合わせたNSBクリスタルが内蔵されているかどうかカタログでは判別出来ませんが、70年の時点では未だ無かっただろうと思います。
このモデルを扱うのは初めてですが、今回の個体は元の状態が良く、入手当初から受信、音には問題はありませんでした。外観も綺麗です。
但しアンテナが根本の1番目のパイプ以外無くなっており、代替アンテナと木ネジの先端部になって居ます。
小生短波には興味がないのですが、当時このモデルを持って株式や競馬を聞いて居た方は多いと思います。
ノスタルジーの一つとしてお手元に置いて置くのも良いかと。
音はハッキリ聞こえるものの、紙臭く、当時の短波ラジオそのものの音、と感じました。
本体のみです。
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