東海道新幹線開通前、昭和36年10月ダイヤ大改正時の日本交通公社時刻表。別冊付録付。昭和52年復刻版。

東海道線はパーラーカーを連結した151系こだま号時代。日本全国では、まだ廃止される前の赤字地方ローカル鉄道が現役。

私鉄は草軽電鉄や九十九里鉄道、熊延鉄道など軽便鉄道や、歌登町営軌道や鶴居村営軌道などの北海道殖民軌道、雄別鉄道や天塩鉄道、羽幌炭鉱鉄道などの石炭産業全盛の炭鉱鉄道など幻の ローカル私鉄なども現役で掲載。



国鉄は北海道の根北線、手宮線、東北では橋場線、四国の鍛冶屋原線、九州の臼ノ浦線、世知原線、細島線など幻のローカル盲腸線が現役で走っていた時代。



眺めているうちに、この古き良き時代に戻って、周遊券で乗り鉄旅行をしたくなること間違いなし。



こちらは昭和52年に日本交通公社自らが企画。原本を忠実に再現した復刻版ですが、既に発売当時〜復刻までの期間より、復刻時〜現在までの期間の方が長く、もともとが紙の素材にまでこだわった復刻のため、経年ヤケや自然シミの発生も含め本物との区別をつけるのが困難な状態になっています。



発刊当時から、書斎の本棚に長年手付かずで保管されたような風合いも含めてお楽しみいただけます。

実本でこれだけの良コンディションで、紛失しやすい付録付きのままのものはめったにお目にかかることができません。



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