「憲法「押しつけ」論の幻」

小西豊治　講談社現代新書

定価: ¥770



左翼側から見た日本国憲法の正当性の解説になります。日本人の民意を代表しているとはいいがたい鈴木安蔵の憲法研究会が作った案が、現行憲法のたたき台になってるから押しつけではないという、中学校の歴史資料集に乗っている理論を説明した本です。保守・改憲派が台頭するまでは通説的な見解でした。

右翼・保守系の人も左翼の言い分を知るとリベラルの議論の粗が見えますので、読んでおいて損はありません。



内容

日本国憲法は押しつけられたのではない!象徴天皇・国民主権という憲法の構想は、民権運動から受け継がれた日本の民主主義が生んだものだった。丹念な資料検証が浮き彫りにする、日本国憲法誕生の真相。


まとめ買い大歓迎
#T20の古本