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日本を代表する筆記具メーカー、セーラーの万年筆です。

何より特徴的なのが、このペン先です。コンコルドエンペラーと名付けられたペン先は、インクの供給を安定化させる被せ、クチバシのように曲がったペン先によって、筆記角度を変えると字幅も変わる、面白い構造です。

つばめ返しの別名通り、ペン先を裏返しても筆記可能な仕様になっており、こうすると太字で書けます。

ペン先は現代の名工にも選ばれた職人、長原宣義氏による長刀研ぎになっております。

プロフィットモデルでの長刀コンコルドエンペラーはしばしば見かけますが、プロフェッショナルギアでのこの仕様は大変珍しいです。

日本語も書きやすいです。大きすぎず太すぎず、丁度良いサイズ感で、日常使用にピッタリです。

万年筆初心者の方も、愛好家の方も、満足のできる逸品です。

当時の付属品が揃っているのは大変珍しいです。

数十年前のものですので、小さなスレや細かい傷はありますが、目立つような大きなものはなく、綺麗な状態です。ただ、一度人の手に渡ったものであることはご了承くださいませ。また、外箱はスレ傷などがやや目立ちます。


■本体材質
樹脂

■ペン先材質
21金

■字幅
長刀コンコルドエンペラー（細めから太字まで）

■機構
カートリッジ、コンバーター両用式
コンバーターは付属しません。

■サイズ
全長：約129mm (収納時)
全長：約151mm (筆記時)
胴軸径：約13mm
キャップ径：約16mm (クリップ除く)
最大径：約18mm (クリップ含む)
重さ：約24g

■付属品
元箱一式（外箱は劣化あり）