江戸～明治、大正の伊万里焼の印伴手(いんばんで)の染付け15寸皿(約45cm)と思われます。

特徴的な桜と鳳凰紋様(鳳凰花紋)が皿全体にバランス良く描かれています。

直径45cm　高さ6.5cmと、かなりの大きさで、ずっしりと重いです。ネットでも直径30cm前後のものはよく見かけますが、これほど大きいものは珍しいのではないでしょうか？

印伴手は手描きではない絵付け技法の一つで、布染めなどに使われる型紙を使って模様を転写して焼きつけるので、模様が若干ズレてしまっているもの、絵柄が削れてしまっているもの、歪みがあるものが相当数存在するようですが、江戸～明治・大正期の古い印判はそれも味わいとして人気があるのだそうです。

当商品は、何十年も前に骨董好きの母が骨董品店で買い求めたそうです。

販売にあたり詳細に調べたところ、印判のズレや削れが数ヵ所、焼き上がった時の釜傷が一ヵ所ありますが、割れや欠けは見当たりません。個人的には良い状態と考えますが、写真を見てご判断頂き、ズレ、歪み、削れなどを気になさらない方に購入して頂ければ幸いです。

ヴィンテージ、骨董品、アンティーク等にご興味のある方にコレクションとして飾っていただけたら大変嬉しいです。

もちろん大皿として実際にお使い頂き、お正月のお節料理、お寿司、その他のおもてなし料理を盛り付けて頂いても大変豪華で雰囲気のあるものになると思います。

龍文　コレクター　食器　染め付け　藍色　30cm以上　工芸品