カラーグラフィック　明治の古典6
若菜集　春　伊藤信吉編

外函（そとばこ）あり
小冊子付き（三宅正太郎）
23.5×30.5cm
株式会社学習研究社
1982年2月5日 第1刷発行
定価 2,400円
全 187頁


目次

口絵

若菜集
冬の凍土を突き破って萌え出した若菜のように、明治の青春をうたった青年藤村の珠玉の詩の数々。
「草枕」「初恋」「椰子の実」「千曲川旅情のうた」など永遠に人々の胸に生きつづける若々しい愛と青春の唱声。

千曲川のスケッチ
小諸在住七年の藤村が、克明に書きつづった浅間山麓・千曲川河畔の風土と人々の生活。
花と緑に囲まれた懐古園の春の印象から、野菜も尽きる厳冬の生活、労働する農民のさまざまな姿と、今も目に浮ぶ新鮮なスケッチ。

春
教え子への愛を胸に漂泊する岸本、人生の闘いに疲れはて自ら生命を断つ青木。北村透谷を中心とする明治の青年群像と悩み多い青春の日々を回想し、人生に目覚めていく若き日を描いた藤村の自伝小説。

特集口絵　ふるさと・馬籠　北小路健
評伝　島崎藤村　一つの精神史　伊藤信吉
解説　藤村の作品世界　伊藤信吉
エッセイ　染めてぞ燃ゆる紅絹うらの　新川和江
エッセイ　島崎藤村と田山花袋　瀬沼茂樹
文学風土記　島崎藤村　槌田満文

作品小事典　千葉眞郎
年譜　千葉眞郎


小冊子
藤村の詩集と不折・英作　三宅正太郎



経年劣化による色褪せ、擦れ、黄ばみなどがあります。


中身は綺麗な状態です。

本棚に立ててあった、あくまで中古品ですので、
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