セレン光電池劣化のためオートは作動不可(赤ベロ出ない)ですがマニュアルのみ作動します。シャッタースピードは通常の1/30ではなく高速の1/250秒固定に改造しており、手振れしません。そのためASA400ないし200のフィルム(ネガ)の使用がベストです。なお、ネガフィルムのラチチュードは一般に広いため、一絞り位のオーバーやアンダーで撮影しても大丈夫なのです。

絞り値を選ぶとき、カメラ上面にあるアルミプレート(フランスKODAKの露出指標)を参考にします。プレートにある赤色のお天気マークです、左から、快晴(フランス語SOLEIL BR!)では22、晴れ(SOLEIL BRILLANT)では16、薄雲(SOLEIL VOILE)では11、曇天(NUAGEUX CLAIR)では8、木陰(OMBRE)では5.6が目安です。次にレンズ胸胴にある黄色の絞り数値を選んで撮影します。

このカメラは1960年代に製造、60年前のもので設計者の米谷さんによればライカ好きで、ライカ様のコンパクトで高性能な日本製カメラを作りたくオリンパスペンが誕生しました。特にZuikoレンズ性能が素晴らしく、今でも愛好者が多いです。

このカメラ搭載のセレン光電池(光を電流に変換)は60年にもなり接続の露出計(その電流で針が作動)が共に劣化するのは普通です。本機でライカと同じ手順で、マニュアル撮影するのもフィルムカメラの醍醐味では。普通の天気が晴れならこのカメラの絞り値を16に設定したままで気軽に撮影できます(ピント固定カメラなので)。オートでの撮影と変わりはありません。

本革新品張替え品
簡易取説付き
モルト交換済
ファインダーは清掃済みで非常に綺麗でクリアーな視界
シャッター巻き上げなど滑らかに作動
実際にテストフィルムを入れ巻き上げ、巻き戻し、フィルムカウンター等の作動確認しています。
写真には有りませんが吊り金具付属です。

D.Zuiko 28mm f/3.5レンズ搭載のOLYMPUS Pen EE、ISO 400または200フィルム対応
シャッタースピードは1/250秒に固定

値引交渉不可、NC, NRです。