ライカ MDa

Leica Mマウント フィルムカメラです。



1966年発売。Leica M4のボディからファインダーを取り払ったモデルがこのMDaです。当時は学術研究用途や郵便記録などの分野で活躍することを意図して開発されたモデルですが、現在ではVisoflexを接続する母艦として、また広角レンズを絞ってパンフォーカスに使用するなどの用途で使われることで人気が上昇しています。



最大のポイントはLeica黄金期の美しい仕上げのボディを楽しめる点。宝飾品にも例えられるこの世代のLeicaを堪能出来るモデルです。機能的にもカウントが自動でセットできたり、スプールが別体になっていない差し込むだけで使える点（故にしっかり数シャッター分巻いてから蓋締めてください）などM4相当の使い勝手をしっかり踏襲しており、単に廉価版という立ち位置のものではありません。



実際にこのカメラを使った作例を用意しました。



今回も青いことでお馴染みのKODAK GOLD200にVisoflex+Summicron 90mmの組み合わせです。菜の花ってこんな真冬に咲くものなんですね。逆光がフィルムだとまたエモい…どういう仕上がりになるかは現像するまで分からないフィルムカメラでこういう撮影を狙ってするのは難しいですが、イメージ通り仕上がると嬉しいものです。レンジファインダーだと光の加減も難しいんですが（というより全くわからない）、一眼レフシステムであるVisoflexを使えばある程度は狙えるのがメリットでしょうか。なにより寄れるのがこのシステムの武器です。



コンディションは良好、外観写真では完璧に見えますが、上部微妙に凹みがあるように見えます。SSダイヤルのネジキャップがあったような気がしますが、ここも２つ並べないと分からない微妙なところかと思います。試写の中で大きく露出を外すこともなく動作快調です。



Visoflexと対応レンズも在庫しておりますので（頑張って出品します）合わせてご検討の方はご相談ください。



実写撮影済のものは少ないので安心してご購入したい方におすすめです。



※評価は主観です。中古品ですのでご理解ください

※返品対応しておりますのでご安心ください！ （お値引きしていない商品のみ、送料のみご負担）