「ヴィーナス誕生」は86年にリリースされた岡田有希子の4枚目のスタジオ・アルバム。岡田の過去のアルバムでも楽曲提供していた、ムーンライダーズのかしぶち哲郎がサウンドプロデュースおよび、全曲の編曲を担当した。楽曲提供は従来のメンバーから大きく変わり、坂本龍一や大貫妙子、EPOといったムーンライダーズ人脈となった。かしぶち自身も楽曲提供をしている。また演奏にも岡田徹、白井良明、矢口博康などムーンライダーズ関係者が参加し、80年代に流行したテクノポップやニュー・ウェイヴの影響を受けた「テクノ歌謡」的な曲調が強くなっている。また松田聖子が「Seiko」名義で2曲作詞し楽曲提供している。前作『十月の人魚』よりもさらに「大人への転身」を進め、ジャケット写真はそれまでの「清楚で純真な美少女」路線から、タイトでセクシーな衣装に身を包み、上目遣いできわどい胸元もちらりと見せて、大胆なイメージチェンジを図ったものとなっている。同年4月8日の岡田の急死により、最後のスタジオ・アルバムとなった。カネボウ化粧品「レディ80 BIO　カラーネットワーク」「86年春のバザール」CMソング「くちびるNetwork」の他、「愛... illusion」、「ヴィーナス誕生」を含む全10曲。

全体に目立った傷や汚れはなくお勧めです。盤面の状態も良く視聴に問題ありません。

※当時のレコードにしては全体に美品かと思います。

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