【きっと、夢にみる 怪談実話系 競作集】
KADOKAWA/角川書店

幼稚園に通う息子が口にする「だまだまマーク」という言葉に限された税密、夢の中の音や風景が現実に滲み出して追いつめられてゆく恐怖、ひょんなことから少女が目にしてしまった女性の顔を持つ鯉.....。
しっかりと目を開けていたはずなのに、ふとした瞬間に歪む風景と不穏な軋みを、卓越した書き手たちが端正な筆致で紡ぎだす。
現実と虚構のあわいに花開く幻夢10篇が読者を魅了する、書き下ろし怪談競作集。

中島京子/辻村深月/朱野帰子/添田小萩/小中千昭/沙木とも子/内藤了/淺川継太/小島水青/皆川博子


【怪談実話系―書き下ろし怪談文芸競作集】
メディアファクトリー文庫 ダヴィンチ

怪談専門誌『幽』で活躍する10人の名手を結集した競作集が実現。
実話と物語が不穏に交錯する怪談ならではの魅力をえた極上の恐怖と戦慄を、あなたに！

京極夏彦「成人」／福澤三「見知らぬ女」／安量潤平「顔なし地蔵」／加門七海「茶飲み話」／中山市朗「怪談BAR」／小池壮彦「リナリアの咲く川のほとりで」／立原透那「つきまとうもの」／木原浩勝「後を頼む」／平山夢明「頭蔵出し」／岩井志麻子「美しく爛れた王子様としく膿んだお姫様」ー10名の人気作家が腕を競う、全常書き下ろ
しによる “実話系”怪談短結集。

【怪談実話系3 書き下ろし怪談文芸競作集】
メディアファクトリー文庫 ダヴィンチ

実力派執筆陣10名が拓く、怪談実話の更なる進化形。
同時遭遇した怪異を4作家が競作する史上初の試みやあの稲川怪談に京極夏彦が挑む注目のコラボ企画など、新たな趣向を満載。
未知なる恐怖と戦慄が待ちうける"実話系”の新たな扉の向こうを覗くのは、あなた。

京極夏彦「先輩の話」／岩井志麻子「実はこれ、すべて一人の女の話です。」／林譲治「可視・不可視」／松村進吉「b談」／安潤平「霧幻魎」/水流人「御利益」／宇佐美まこと「でもそこにいる」／伊康三日華「伊藤三日華の憑かれない話～憑々草
出張縞～」／立原透耶「するり、ずるり」／加門七海「誘蛾灯」一期待の新鋭、異色の新規参入組と、実語界きっての実力作家が競う衝撃の第3集。