「見つける、量る、可視化する!質量分析実験ガイド ライフサイエンス・医学研究で役立つ機器選択、サンプル調製、分析プロトコールのポイント」

杉浦 悠毅 / 末松 誠

定価: ￥ 5700



【商品状態】

カバーにわずかに退色があります。

中に汚れや書き込みがなく、比較的に綺麗な状態です。



【内容紹介】

本書をきっかけに，質量分析（MS）を“武器”として身につけてみませんか？ 前処理やイオン化，スペクトルなど，何となくハードルを感じがちなMS実験の考え方・進め方をわかりやすく解説した待望の実験書です！



基本編 ―原理と基本知識―

1 ライフサイエンス研究における質量分析の活用法を知ろう

2 MS実験の具体イメージを持とう

3 “見つける”質量分析 定性MSの基礎と原理

4 “量る”質量分析 定量MSの基礎と原理

5 “可視化する”質量分析 イメージングMSの基礎と原理

実践編 ―プロトコールを中心に―

I章 質量分析で未知因子を “見つける”

1 リガンド結合タンパク質を見つける

2 翻訳後修飾の検出と同定 チューブリンの新規翻訳後修飾の発見を例に

3 発現変動タンパク質を見つける 新規プロテオミクスによる絶対定量を例に

4 疾病バイオマーカーを見つける CE/MS による大うつ病性障害血液バイオマーカー発見を例に

5 微生物種を迅速に同定する

II章 質量分析で既知因子を “量る”

6 アミノ酸を量る PFAAプロファイルによるがん早期発見法

7 酸性リゾリン脂質を量る

8 マイクロRNAを量る

9 ガス分子を量る チオールプローブを用いたH2Sの定量

10 細胞のエネルギー代謝を量る 低酸素環境下での代謝フラックスの定量

11 細胞の酸化ストレスを量る 親電子化合物8-nitro-cGMPの定量を例に

12 タンパク質の“構造変化”を量る

III章 質量分析で “可視化する”

13 細胞の“エネルギー代謝”をイメージングする

14 慢性炎症組織でリゾリン脂質をイメージングする

15 “薬物動態”をイメージングする

16 1細胞・1小器官の代謝を細胞動態とともに見る

IV章 質量分析研究のストラテジー

17 代謝システム生物学の新たな理解に向けて



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