優雅な文体と多面的な作風で
知られるという、幸田露伴さん（別号蝸牛庵）の小説２編。
昭和の新潮社文庫です。

＜データ＞
幸田露伴　著
盬谷贊　解説
昭和３１年　新潮社文庫

＜状態＞
東京の古書店にて入手。
古いものですので、大分ダメージがあります。

目立つものは以下のようになります。
　●小口上辺・・・ガサつきあり
　●本文一部・・・シミあり
　●全体・・・ヤケ・シミあり
　●表紙・・・左下に小さなオレあり

儚さ、耽美な感じ、古めかしさがかけ合わさり、うっとりしてしまうような、良い仕上がりだと思います。

※最後の方に「かうだ」というハンコがついてあります。
著者関連者の印か何か、偶然の一致でしょうか。わかりません。

帯もあります。

全体にルビがふられています。

活版時代のものかわかりませんが、
全体を通してページの印象がとても綺麗です。
この種類のものとしては、状態もよろしいのではと個人的には思います。
神経質な方にはおすすめ致しません。

＜配送＞
ビニールカバーをおつけしています。
その上から防水袋に入れ、お送りします。

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