９８年の作品で、当時のトムフォードグッチの最盛期のモデルです。
当時は各スーツのモデルごとにミラノ・トリノ等名前がついて展開されており、このスーツはフィレンツェラインのものです。

秋冬物・サイズ４８・ドロップ７・３つボタン・サイドベンツ・２ポケット＋チェンジポケット・総裏地・袖口ボタンは開き見せです。
パンツは１タック、右タック部分にウォッチポケットです。

素材はウール１００％、色目はミディアムグレーで、繊維の奥から光るような上品な光沢があります（14枚目の画像が最も近いです）。

ジャケット詳細は：
肩幅（平置き前側から、左右の肩先同士を直線で結んだ値）44.5cm
上身幅（平置き前側から、左右のわき下をシワを伸ばして直線で結んだ値）53.5cm
下身幅（平置き前側から、上２つのボタンを閉じておへその上を通過するように左右を直線で結んだ値）49.0cm
着丈（ハンガーに吊るした状態で、背面上から下まで）78.5cm ＋ 襟高3.5cm
袖丈（ハンガーに吊るした状態で、肩先から最も下の袖口まで）65.5cm

パンツ詳細は：
ウエスト（フロントを閉じて、ウエスト内側をぐるりと一周した値）82.0cm
股上（平置き前側で、股十字の縫い目からフロントの最上部まで）30.5cm
股下（平置き前側で、股十字の縫い目から裾までインシームに沿った値）76.0cm
渡り幅（平置き横向きで、股十字から１０cm下を左右にまっすぐ測った値）32.5cm
裾幅21.5cm
裾は幅3.5cmのダブル仕上げ・内側に３cm折り込んであり、ほぐして伸ばすと股下は86.0cmになります。

修理歴、汚れ、日焼け、保管臭等のダメージはありません。
ジャケットの脇の部分が、外側生地に若干の毛羽立ち、内側裏地に若干のくたびれがありますが、着用時は見えません。
また、身幅をお直しすると必然的に消える箇所です。

トムフォードは最近引退しましたが、インタビューで「グッチの時が、一番自分らしかった」と述べています。
まさしくその時代のど真ん中の、本人渾身の名作スーツです。
お探しだった方、トムフォードファンの方は、この機会にぜひいかがですか。

※お送りするのはスーツのみです。
また、海外アウトレットで購入しているので、当時の日本代理店のグッチジャパンのタグはもともと付いておりまん。