「吹雪の星の子どもたち」から39年！
後書きにも、すぐに「翡翠の天の子どもたち」を書き始めると書いてありましたが、何と39年を経て完結した作品です。
私が「吹雪の星の子どもたち」読んだのは数年前でしたので、とっくに続きが出たものと思い探していましたが、昨年に「吹雪の星の子どもたち」と「翡翠の天の子どもたち」の合本として発売されたのを知り、単本を探しましたが合本しか無く、39年も経ってしまったので、前の物語を知らない人もいるし、出版社も違うし、加筆もされているし、と思いましたが、「翡翠の天の子どもたち」を読み進めていくうちに最後の最後になり、この本が合本になる必然！意味があることなんだと心にストンと落ちました。
合本こそが、この物語の芯だと感じました。

分厚くて、重くて、大変かも知れませんが、「吹雪の星の子どもたち」は、谷川俊太郎さん他書評で、絶賛された物語で、11歳から12歳の子どもたちが主人公なので、子どもたちにも読んで欲しい本と共に、大人になった方々に寄り添える物語だと思います。

帯の背に少し傷がありますが、綺麗な状態です。


定価　5280円