和楽器の笙です。

素材には煤竹が使用されています。

煤竹は、囲炉裏の煙で燻された竹が使用されています。

燻されることで素材として頑丈になっていることや、色合いとしての美しさがメリットです。

煤竹は茅葺き屋根を設えた古民家の解体や修復の際でないと手に入らない希少な材であり、使用できる職人は限られています。

また、生産数も限られることから、宮内庁楽部などに納められるものがほとんどです。

特にこちらの商品のような黒々とした、厚みのある上質な煤竹で製作することは現状ほぼ不可能という状況です。

見た目としても美しい商品です。



ハードケースと、絹製と思われる枕、袋が付属します。



音が出ることは確認しております。

また、竹の折れや割れなどは見られません。

モニター環境により色味が違って見えることもあります。
仕入れ先の古物商認定事業者からは煤竹が使用されていると説明を受けており、その他の和楽器を扱う業者数社からも「煤竹であると思われる」と言われていますが、あくまで「煤竹である可能性が高い」商品として出品しています。
第三者により煮竹およびその他の素材という鑑定を受けたとしても、返品を受け付けることはできません。

画像は明るさのみ適正露出になるようにしか調整しておりませんので、素材などにつきましてはそこからご自身で判断してください。
なお、画像6枚目にあるような、孔周りの色の薄さなどといった色合いのまだらさが、煤竹の特徴と一致するため、煤竹である可能性は高いと思われます。


あくまで現状品として、修理や調整を前提としてください。
ただ、前述の通り煤竹は大変希少な素材であることから、中古市場では数百万超の価格で取引されることが多いため、修理・調整費用を考慮しても破格の価格です。
（工房にもよりますが、調整程度であれば5万円もかからないことが一般的です。）


画像のように、ハードケース内部に、枕を付けて袋に入れた笙を括り付けた上で、プチプチにくるみ、配送による影響を最低限にするようにした上で発送します。

そのため、到着時に破損があった場合は配送会社の責任によるものです。
壊して発送することはありませんので、メルカリ事務局を介して補償申請を行うようお願いいたします。
当方で破損に対する補償はできかねます。



ご購入の際は以上をご了承の上、お願いいたします。