日本が誇るヴァイオリンメーカー「鈴木ヴァイオリン」の1960年代末期か70年代初期?のものと思われます。サイズは弦長が少し長いフォークタイプです。



ヘッド表上には、マーティン風のロゴデザイン。

音質は、他メーカーとは、異なるもので独特な美しい音質には驚きました。

透明感のある「箱鳴り」です。

この時代にしては凄く綺麗で、かなり弾きやすいです。

https://youtu.be/knZ_tSjrkv8?si=ghoWlR1XOm_GL2EW



また、フレットピカピカにして、指板はレモンオイルでクリーニングしております。

ボディやピックガードにも多数のスレがありましたので、かなりピカピカにしました。



すべて手作業で、磨いた状態でもワックがけしような光沢感がよみがえりました。



新弦エリクサーを張って、チューニングしましたら、なかなかのサスティーンです。



新弦を張ってからも納得できるまで、微調整しました。

お手元に届き次第、チューニングしてすぐに演奏できます。



時期的なことと、生産台数が少ないこと、非常に希少価値があります。



■ブランド：木曽鈴木（KISO, SUZUKI VIORIN CO., LTD）

■商品名：F-100（ラベル表記）

・トップ：スプルース（？）

・サイド＆バッグ：マホガニー？（サイドの木目＆色から判断）（？）

・ネック：ナトー？（不明）

・ブリッジ：不明（厚めの樹脂塗装がされています）

■サイズ：全長約102cm、バスト約28.5cm、ウェスト約23.5cm、ヒップ約38cm、胴幅約10.3cm、弦長約65.3cm、ナット幅約44mm（E to E：35.5mm）

■調整状態：

弦高12フレット6絃・約2.8mm、1絃約2.4mm

（フレット棒の錆落とし、指板レモンオイルクリーニング、ヘッド補修、ナット溝形成、バインディング補修、ネック調整、ボディのクリーニング、サウンドホール内のほこり除去、ナット調整、サドル調整、

■生産国：日本

■付属品：ケースはダメージあり（おまけと考えてください）



製造年...1970年代