國文學 解釈と教材の研究　1992-06

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仏教--生と死と夢と<特集>

対談 死と生と夢と / 山口昌男 ; 中村桂子

I

ブッダ入滅―宗教学の視点から / 山折哲雄

酔生夢死―科学の視点から / 村上陽一郎

医学・儒仏・死―医学の視点から / 養老孟司

浄土曼荼羅と来迎図にみるロマン―絵画の視点から / 堀尾真紀子

『夢記』を読む―夢を紡ぐ人々、明恵とその高弟たち / 本田和子

II 出家・遁世者の内と外

真如、求法の渡海僧 / 後藤昭雄

行尊―修行の光明性 / 近藤潤一

西行の数奇 / 西沢美仁

一休の風狂、その内実 / 岡雅彦

III 死への想像力、そのよすが

山 / 古橋信孝

滝 / 久保田淳

空 / 三木紀人

川 / 山本一

火 / 松岡心平

夢 / 藤本徳明

IV 聖地が文学をどうはぐくんだか

高野山―“高野物語”の系譜 / 阿部泰郎

比叡山―延暦寺と日吉大社 / 三村晃功

鞍馬―山伏と天狗 / 祐野隆三

熊野―霊界の入口 / 今成元昭

天王寺―絵巻に見る聖空間 / 岩崎武夫

＜特別企画＞ 人びとの最期の日―仏教がどんな影を落としたか--児童某 一条院 平忠度 藤原師氏 大江匡房 慈円 良源 藤原家隆 増賀 藤原俊成 / 三木紀人



名篇の新しい評釈 夏と秋と行きかふ空の通ひ路 古今和歌集評釈(113) / 小町谷照彦

名篇の新しい評釈 屏風障子などの絵も文字も 徒然草評釈(153) / 久保田淳

連載(15)近代小説新考 明治の青春 宮崎湖処子『帰省』(その三) / 野山嘉正

学界時評・上代 / 西宮一民

学界時評・近世 / 谷脇理史

本好き人好き(33)江戸人夏目漱石 河瀬北『無遠慮に申上候』流浪の子『結婚ロマンス』 / 谷沢永一

逍遙・文学誌(12)「新正統派」の意義(下) / 紅野敏郎

ブックエンド(111) / 栗坪良樹

演劇回廊(103) / 大笹吉雄

国語教育界展望(286) / 市原菊雄

ほか