坂東玉三郎とアンジェイ・ワイダ！
魂のコラボレーション
史上初！全国50箇所に及ぶコンサートホールでの縦断公開！そして世界各地でも上映され絶賛を浴びた、玉三郎と巨匠ワイダが贈る圧倒的な美の世界。
文豪ドストエフスキーの名作「白痴」をもとに、玉三郎が運命の女”ナスターシャ”とムイシュキン公爵の二役を演じた話題の映画。全編をポーランドの首都ワルシャワの客殿でロケし、圧倒的な品格と感をのむ美の世界を兼ね備えた作品として、世界で称賛を浴びている。
十九世紀、後半。人々から”白痴”と呼ばれるムイシュキン公爵は幼子のように美しく純粋な心を持ち、対照的にラゴージンは、野率な生命力と激しい欲望と情熱にあふれていた。不思議な運命で知り合うことになった二人は、ベテルスブルグの過廃したサロンに女王のように君事するナスターシャの虜になる。映画は、彼女の苦悩と苦しみをわがことのように感じとることのできるムイシュキンが、彼女に結婚を申し込み、その婚礼が較り行われようとする場面から幕を開る・・・・・・・