鳴るプロマーチンW-150 ジャパンビンテージ

このプロマーチンは当時スガノ楽器製でアコギ創世記の巨匠、田原良平氏が指導して作られていたようです。
スガノ楽器は、Pro Martin（プロ・マーチン）ブランドの製造元ながら、のちに設立に際しての販売親元である「東京楽器」の横領事件等にまつわる倒産により販売経路に苦慮し、トミー商会に落ち着いた経緯があります。２割～３割引きは当たり前といった直販方式の強みを活かしたトミー商会への供給メーカーを担い、それまでの得意分野である普及価格帯に特化したPro MartinとCanyonの両製品を供給しつつも、ミドルクラスの製品はヤマキ楽器がサポートしていたのではないでしょうか。
この後、Pro Martinは名工・田原良平（ジャンボ・ブランドの田原楽器創設者）氏の技術指導を仰ぎ、高級手工品をラインナップさせたハンドクラフト・シリーズを打ち出すまでに急成長を遂げますが、田原楽器・田原良平氏にしてもヤマキ楽器・寺平一幸氏にしても、スガノ楽器の原田荘一郎氏とは全音ギター製作所時代の同窓であるという絆に結ばれていればこその信頼関係である様に思えます。

（ヤマキ解体新書より引用）

廉価版のＷ－150はサテンフィニッシュしており、状態も良く、音も良く鳴ります。ビンテージの音だと思ってよいと思います。
■諸元
トップ ： 松
サイド ： ナトー
バック ： ナトー
ネック ： ナトー
指板 ： ローズウッド
12フレット ： 1弦上約2.5mm 6弦上3.5mm

■年代的には良い個体ですが、あくまで中古楽器ですので、神経質過ぎる方の ご購入は、お控え下さい。

全体クリーニング/新品弦交換済み/サドル新品交換

ギターのみの出品となります。

某サイトで購入させて頂いた文面を利用させて頂いております。

ギターに関しては知識が御座いませんので、性能・機材等に関しての質問等はお答えする事が出来ませんので宜しくお願い致します。