発行1976年5月15日　初版
著者　チャ―ルズ·ウィリアムズ
訳者　蜂谷昭雄
造本　杉浦康平+鈴木一誌
責任編集　紀田順一郎+荒俣宏
14×20.5×3.8　380P
チャ―ルズ·ウィリアムズ(1886~1945)イギリスの幻想作家。
世界幻想文学大系⑭　冥い都ロンドンに展開する生者と死者の霊的な愛の交流を描く、謎めいた傑作。
今日新しい英国文学の古典に数えられるト―ルーキン教授の〈指輪物語〉誕生に少なからぬ影響を与えた詩人チャ―ルズ·ウィリアムズはT.S.エリオットやC.S.ルイスらの熱烈な讃美にもかかわらず、わが国では不当に無視されつづけてきた。
西欧の巫術に精通し神を語り、さらに生と死の彼岸を幻視するウィリアムズの本邦初紹介として訳出される本書は、死の世界と生の世界とが影を投じ合う境界に展開する愛と憎悪の不可思議な葛藤を描いて、あのダンテとベアトリチェの精霊的な愛の世界を現代に復活させる。西欧の宇宙的想像力をはぐくむ原動力となった神秘なグノーシス教理を幻想文学の枠に精妙このうえなく嵌めこんだ、これは名匠の手になるたおやかな琥珀細工である。ー国書刊行会パンフレットより
発売時に購入して、自宅で保管しておりました。
写真3.外函ケ―スに痛みやシミ変色はございません。カバーの背が日焼けにより変色しております。
写真6~8.本体のセロハンカバーに痛みがございます。
写真9.天に若干のシミがございます。小口と地は綺麗です。
写真15·16.目次です。
写真19·20.月報11です。
　『万聖節の夜』についてー平井呈
　一
　チャ―ルズ·ウィリアムズと力(パワ　
　―)の論理ー荒俣宏
　現代ドイツの幻想文学を巡ってー　
　深田甫
本文は綺麗です。
購入してからの年数を考えますと、状態は良いです。