歳をとりますとね、もう冬のレザーが寒くていけません。重くヒンヤリと汗、、しかしそんなレザーの中でも、冬にこそ着たくなる一着がこちら。ヌバック製のノーフォークジャケットです。重くシットリそしてトロトロと。長い年月を経て、程よく着込まれたこのヌバックレザーの心地良さ。羽織るたびについ撫でたくなる銀面のしなやかさ。冬でもついつい手に取るぬくいレザーの質感しております。また色味も素晴らしい。明るめのブラウン色ですが、明るさの中にも深みがある、ヴィンテージならではの独特な色気のある色味。かつては、ノーフォーク公が狩猟用に着用しておりましたカントリージャケットですが、素材がヌバックに変わるだけで、男臭くも、どこかエレガントな一着に仕上がっております。フロントにはポケットが4箇所。上部ポケット2箇所は、飾りポケット仕様。やや大ぶりなフラップポケットが下に2箇所。フロントホールは玉縁仕上げ、前後にアイコンの細帯布が走っております。後ろはスリットマチ無しの、サイドベンツ仕様。ベルトは後ろ留めのないオールラウンドベルトですから、しっかりとホールドしやすく、キュッと締め上げたウエストラインは色気もたっぷりです。裏地はヴィンテージらしい、独特のシャリと腰、艶のあるライナーを貼っております。内ポケットが1箇所あります。レザーがトロリと柔らかいせいもありましょうが、実にモダンなシルエット。この手のアイテムは肩周りがゴツいものが多いですが、こちらは非常にタイトでソフト。ウエストも脇パネルでやや絞った色気のあるフォルム。英国的と言うより、イタリア的なスマートさと色気がありましょうか。状態は年代故の着用感、随所に長い年月を経て来たであろう勲章的シミが(特に袖、裾部)多数あります。襟部にも汚れがあります。ヴィンテージショップに飾ってあった時からこの状態ですので、ご了承下さいな。しかし、ヌバックは汚れてなんぼ笑。その汚れさえも魅力の一つでしょう。希少なヌバック製のノーフォークジャケットです。ロックな男臭さもありながら、紳士のエレガンスも合わせ持つ希少、かつ洒落た一着です。この秋の紅葉のお供に是非！汚れあるヴィンテージ品とご理解の上、ご検討ください。

サイズ　42
肩幅49 身幅57 着丈75 袖丈64
ブランド、素材等タグ無し
素材　レザー　
色　ブラウン系　多少の色誤差あります。