Arundhati Roy
The God of Small Things
Winner of the Booker Prize

他にも2000冊ほど出品中＝ 【 #そるてぃ書店 】
目次＝ #写真2枚目以降

毎度ありがとうございます。古本につき読書用とお考え下さい。
この他にも小説、思想書、人文書、エンタメ、SF、ミステリ、古雑誌など出品しております。 #二千二十三十

【内容紹介】

インド南西部のケララ州を舞台に描かれる家族の栄華と没落、確執と愛、そして伝統的なカースト制と闘いながら成長していく双子の兄妹エスタとラヘル。早熟なイギリス人のいとこの死を機に、「歴史の愛の掟」はその冷酷な鎌をふるい始める―大地に根ざした壮大なユーモアとみずみずしい感覚でインド社会の小宇宙を描き出し、読者の五感に深い余韻を残す詩的な感動作。

アルンダティ・ロイ（Arundhati Roy、1961年11月24日 -）は、インドの作家、批評家、活動家。処女作『小さきものたちの神』でブッカー賞（1997年）を受賞し、一躍世界からの注目を集めた。2002年にはラナン文化自由賞を受賞。1961年、インド北東部メーガーラヤ州シロンにて茶農園を営む一家に生まれる。母親は、ケーララ州出身のシリア教会キリスト教徒で女性権利運動家のメアリー・ロイ。

その後、本格的な執筆活動に入り、1996年に半自叙伝的小説『小さきものたちの神』を完成。1997年度のブッカー賞を受賞。ロイの名は瞬く間に世界に知れ渡り、評論集『無限の正義の代数』がインド最高の文学賞であるサヒチャ賞に選ばれたが、この受賞を拒否した。ナルマダー川ダム開発およびエンロン社に対する反対運動や反核平和運動に従事。また、人びとの日常生活の視点から、グローバル化やアメリカの圧力について積極的な発言を続けるほか、近年は、インド国内の新自由主義や階級的排他性の高まり、ヒンドゥー・ナショナリズムの台頭に警笛を鳴らし、アメリカらのアフガン侵攻やイラク戦争にも批判の声をあげている。

#最近の海外文学 #インドの本 #カースト制 #そるてぃ書店 #インド #オレンジの本棚 #家族