＊プロフィール必読

写真の通り14年経過していることを考慮すると比較的綺麗で、目立った傷・汚れはありません。写真では伝わりづらい僅かなスレや使用感があります。書き込みやマーカーは無く、通読には支障ありません。中古本としては綺麗なほうです。出版社品切れ重版未定で絶版状態。流通量が極めて少ないので、Amazonマーケットプレイスでは驚くような高値で取引されています。写真を良くご確認の上でご検討ください。古書店でもなかなか見つかりません。お探しの方は即決かと思います。

「夜はまだあけぬか」
梅棹 忠夫
定価: 524＋税（576）
2010年8月初版

突然の失明。しかしなお、闘病に仕事に趣味にと新たな挑戦の日々。初代民博館長・梅棹忠夫の凄絶なる生き方を見よ！老年の域に達して、学問・研究のしめくくりをつけなければならない大事な時期に、突然の視力障害におちいった筆者。くる日もくる日も夜がつづく。目が見えないのではどうしようもない。何かよい方法はないものか。闘病・リハビリ、さまざまな試みを経て、新たなる知的生産に立ち向かう、元民博館長の感動の名エッセイ。「そのうちにわたしはどういうわけか、著作集をやろうという気になった。それは病院のベッドのうえでのことだった。なぜこういう気になったのか、よくはわからない。なにかしら、やろうとおもい、やれるとおもった。目がみえないままでも、この仕事はやれるのではないかとおもった。それにはもちろん、たくさんの友人たちのたすけにたよらなければならないが、みんなにたのんでみよう。わたしは決心した。」（本文より）

梅棹忠夫［ウメサオタダオ］
大正９年（１９２０）、京都市に生まれる。昭和１８年、京都大学理学部卒業。学生時代の白頭山登山および大興安嶺探検隊以来、調査、探検の足跡は、ひろく地球上各地にしるされている。京都大学人文科学研究所教授、国立民族学博物館長をへて、現在は同館顧問・名誉教授。専攻、民族学、比較文明学。理学博士。平成６年、文化勲章を受賞する。

＊主に人気作品や絶版状態の文庫版を扱っています。出品者の商品一覧にてご確認下さい。

#梅棹忠夫 #梅棹_忠夫 #本 #日本文学／評論・随筆