趣味で多数のアンプを所有しており、一応動作はしていましたが、今後の事を考慮しオーバーホールをしていました。
オンキョーアンプはＤＣオフセットの補正としてサーボ回路がありますが、使用しているオペアンプが必ず劣化していますので新品交換しています。
終段トランジスターは、使えそうでしたがサンケンのトランジスターが容易に入手可能でしたので８個全て新品交換しました。
セミドライバーも劣化しやすいため念のため新品交換しています。
お陰でＤＣオフセットがデジタルテスターの測定限界に近い安定した数値になってなりました。（０．１ｍＶ以下）

トランジスターは多数購入したため、選別したもの使用しバランス取りしています。DCオフセットは選別していないメーカー新品より安定していと思います。

主なオーバーホール内容
終段トランジスター(パワーTr)８個全て新品交換 選別品
セミドライバ(トランジスター)の新品交換 ４個 選別品
サーボ用オペアンプの新品交換 ２個
劣化が予想される電解コンデンサを新品交換 多数
電源ブロックコンデンサにフィルムコンデンサを追加し音質アップ
スピーカーリレーの接点クリーニング
ボリューム、各接点の洗浄
各イルミネーターの電球を全てLED化
ハンダクラックは見当たりませんでしたが基盤のハンダ修正
交換し、取り外したパーツは写真参照

気になる点がございましたら事前にご質問ください。

よろしくお願い致します。

ONKYO Integra A-820GTR￥175,000(1982年頃)
解説　

スーパーサーボ・インテグラル方式や、デルタターボ電源を搭載したプリメインアンプ。
オンキョウ独自のリニアスイッチング方式を採用しており、A級に匹敵する低歪率と、B級の効率の良さを合わせ持っています。
型式 プリメインアンプ
定格出力(20Hz～20kHz) 120W+120W(AUX→SP Out、8Ω、両ch駆動)
全高調波歪率(20Hz～20kHz) 0.008%/0.006%(AUX→SP Out、定格出力時 / 1/2出力時)
外形寸法 幅471x高さ175x奥行431mm
重量 23kg