貴重サイン本✨新品 『あとがきはまだ 俵万智選歌集』 渡辺祐真
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『サラダ記念日』から最新作『アボカドの種』まで。 俵万智自身が、書評家・渡辺祐真(スケザネ)と選んだ220首。オリジナル歌集へのガイドになる80ページ超のスケザネ「全歌集の鑑賞の手引き」付。
著・俵万智 編・渡辺祐真/スケザネ
俵さんの短歌が、時を超えて、いまあなたの心を摑みます。
*全七歌集に加えて、現在入手困難の企画歌集『とれたての短歌です。』『もうひとつの恋』からもセレクト。俵万智さんの「選歌集」では唯一流通している本となります。
◎おもな収録歌
今日までに私がついた噓なんてどうでもいいよというような海
──『サラダ記念日』
まだ何も書かれていない予定表なんでも書けるこれから書ける
──『とれたての短歌です。』
デジタルの時計を0、0、0にして違う恋がしたい でも君と
──『もうひとつの恋』
百枚の手紙を君に書きたくて書けずに終わりかけている夏
──『かぜのてのひら』
優等生と呼ばれて長き年月をかっとばしたき一球がくる
──『チョコレート革命』
みかん一つに言葉こんなにあふれおり かわ・たね・あまい・しる・いいにおい
──『プーさんの鼻』
振り向かぬ子を見送れり振り向いたときに振る手を用意しながら
──『オレがマリオ』
別れ来し男たちとの人生の「もし」どれもよし我が「ラ・ラ・ランド」
──『未来のサイズ』
人生は長いひとつの連作であとがきはまだ書かないでおく
──『アボカドの種』
下記、俵万智「まえがき」より引用
長く歌をつくっていると歌集も増え「どれから読めばいいですか?」と聞かれたりする。スケザネさんという素敵な読み手を得て、選歌集を編めることは、ありがたい機会だ。まず彼が短歌を選び、そのセレクトを尊重しつつ、どうしても私が入れたい歌を加えてもらった。歌集ごとの鑑賞や位置づけも丁寧にしていただいたが「こう読め」というよりは「こんなふうに自由に読んでいいんだ」と受けとめてほしい。そして気に入った歌集があれば、ぜひ手に取ってまるごと読んでいただけたらと思う。そこから先は、あなたセレクト、あなたの鑑賞の世界が広がるはずだから。
著・俵万智 編・渡辺祐真/スケザネ
俵さんの短歌が、時を超えて、いまあなたの心を摑みます。
*全七歌集に加えて、現在入手困難の企画歌集『とれたての短歌です。』『もうひとつの恋』からもセレクト。俵万智さんの「選歌集」では唯一流通している本となります。
◎おもな収録歌
今日までに私がついた噓なんてどうでもいいよというような海
──『サラダ記念日』
まだ何も書かれていない予定表なんでも書けるこれから書ける
──『とれたての短歌です。』
デジタルの時計を0、0、0にして違う恋がしたい でも君と
──『もうひとつの恋』
百枚の手紙を君に書きたくて書けずに終わりかけている夏
──『かぜのてのひら』
優等生と呼ばれて長き年月をかっとばしたき一球がくる
──『チョコレート革命』
みかん一つに言葉こんなにあふれおり かわ・たね・あまい・しる・いいにおい
──『プーさんの鼻』
振り向かぬ子を見送れり振り向いたときに振る手を用意しながら
──『オレがマリオ』
別れ来し男たちとの人生の「もし」どれもよし我が「ラ・ラ・ランド」
──『未来のサイズ』
人生は長いひとつの連作であとがきはまだ書かないでおく
──『アボカドの種』
下記、俵万智「まえがき」より引用
長く歌をつくっていると歌集も増え「どれから読めばいいですか?」と聞かれたりする。スケザネさんという素敵な読み手を得て、選歌集を編めることは、ありがたい機会だ。まず彼が短歌を選び、そのセレクトを尊重しつつ、どうしても私が入れたい歌を加えてもらった。歌集ごとの鑑賞や位置づけも丁寧にしていただいたが「こう読め」というよりは「こんなふうに自由に読んでいいんだ」と受けとめてほしい。そして気に入った歌集があれば、ぜひ手に取ってまるごと読んでいただけたらと思う。そこから先は、あなたセレクト、あなたの鑑賞の世界が広がるはずだから。
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