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この他にも小説、思想書、人文書、エンタメ、SF、ミステリ、古雑誌など出品しております。 #二千二十三零五

【内容紹介】

父親を轢き殺した旭川ナンバーのハーレーを探しに、北海道にツーリングに出掛けた青年ライダーが、同じ帰国子女の美人ライダーと知り合い、ふたりは知床に向けて国道をひた走る。とちゅう、大型バイクの一団の中にハーレーを発見。ハーレーの男に父親の件を話すと、男は沈黙の微笑を浮かべて走り去った。何の手かがりもつかめずに帰京した彼は、父親の仕事場で奇妙な走り書きメモを発見。父は何らかの秘密をつかんで殺されたのでは―？青年ライダーは再度、北海道へ。

豊田 有恒（1938年5月25日 -）は、日本の作家。SF作家、推理作家、翻訳家、脚本家、評論家。島根県立大学総合政策学部名誉教授。1966年2月から筒井康隆、平井和正、伊藤典夫、大伴昌司と共同で、SFプロ作家の評論を掲載する同人誌『SF新聞』を刊行したが、数号で休刊となった。966年には企画集団パロディギャングを広瀬正、水野良太郎、伊藤典夫らと結成するもまもなく脱退。

SF作家生活の初期には、宇宙パトロール隊員タキイを主人公にした宇宙SFなど本格SFを手がけ、『タイムパトロール』などの代表作があるポール・アンダースンに傾倒して、アンダースン作品を翻訳した他、自らオリジナルのタイムパトロールものの、ヴィンス・エベレットシリーズを執筆、後にヤマトタケルを主人公にした初の本格的和製ヒロイックファンタジーのヤマトタケルシリーズなど歴史的なものへと変貌して行った。中でも1972年発表の『倭王の末裔』はベストセラーになった。

その他の代表作に、モンゴル帝国が世界を支配したパラレル・ワールドを描いた『モンゴルの残光』、架空戦記の先駆作品といえる『タイムスリップ大戦争』『パラレルワールド大戦争』などがある。

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