『現代書作家論』　著者:金田石城　発行: 美術界評論社　24名の現代書家論(口絵に各書作家の作品48頁)　444頁　昭和48年　限定11番/3000部　布装表紙　箱付　定価 3,000円

書家の金田石城さんが、当時活躍中の書作家24名について書いた『現代書作家論』です。自らも書家として活動する傍ら、同時代の書作家について作家論、作品論を阿ることも貶めることもなく「一般の評論家のような合理的なものでなく、作家の生理がよくみえて飛躍的な発想が面白い」作家論となっています。
当初、西川寧の作家試論を持って本人に面談した瞬間、思考の貧困に気ずき断筆し、その後、この作家論の取材を通し、各々の作家を知り、改めて西川寧論を書くことが出来たそうです。
半世紀前の書作家論ですが、巻末に中川一政、清水比庵を加えたところに、筆者金田石城の現代に通じる思いが込められています。
《収録作家論》
青山杉雨/赤羽雲庭/安東聖空/井垣北城/今井凌雪
宇野雪村/金子鷗亭/木村知石/桑田笹舟/小坂奇石
小林斗盒/近藤摂南/手島右卿/殿村藍田/西川　寧
西谷卯木/梅　舒適/日比野五鳳/広津雲仙/古谷蒼韻
宮本竹逕/村上三島/清水比庵/中川一政

■状態■
箱にヤケ、縁の劣化が見られます。
布装表紙の背がやや褪色しています。
本文は綺麗です。(写真を参照願います)
古本です。ご理解の上ご検討願います。

■サイズ■箱ベース
縦27×横19.6×厚4cm(50.6) 1543g
宅急便コンパクトでの発送です。

#本 #書 #書道 #書作家論 #金田石城 #美術界評論社 #西川寧 #青山杉雨 #梅舒適 #中川一政 #清水比庵