A-X7D

1980年発売

価格：108000円

サイズ：450(W)×426(D)×139(H)

重量：12kg

＜特徴＞

トロイダルトランス(120Φ×85mm/260VA)使用

フィルターコンデンサー(63V 6800μF×4) ＆ フィルムコンデンサー

２アンプ構成＆スーパーA（バイアス可変方式Aクラス）

高域特性を改善したピュアNFB

フォノ２系統 それぞれMCカートリッジ対応

＜状態＞

外観は所々に汚れや変色はありますが、この年代の割には綺麗な状態です。ライン入力端子はどれも問題なく使用できます。SP出力も正常です。

フォノ入力は２系統で、フォノ１は問題なく使えますが、フォノ２はブーンというハム音が出てしまっていて使えません。ボリュームとバランスに僅かにガリが出ますが、使用上問題はありません。

＜寸評＞

７０年代までのビクタートーン（やや甘口）とは一線を画した音で、ソリッドで切れ味の良い音です。密度が高く、低価格のアンプにはない充実感が味わえます。厚みのある低域にほんの少し華やかさのある中高域が魅力です。フォノは優秀でCDとはまた違った世界を堪能出来ます。MCは力強くメリハリあるサウンド。SP駆動力もあり、安い小型SPからも質感のある音が聴けます。

※注意　

長時間にわたる厳密なテストは行っていません。４４年前の古い製品なので、何卒ご了解願います。