人間国宝 伊勢﨑淳 造 備前焼 徳利花入です。
合わせ箱（四方桟）付き。
箱は本人の別作品のものを合わせました。
陶印あり（画像14）。


【サイズ】
高さ：20.4cm
口径（外寸）：4cm
胴径：9.4cm
底径：7.2cm
重量：670g
素人計測のため多少の誤差はご容赦ください。



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【伊勢﨑淳（いせざき-じゅん）】
1936年、備前市伊部生まれ。
陶彫、細工物の名工として知られた伊勢﨑陽山（岡山県重要無形文化財）の次男。
幼少より父に陶技を習い、岡山大学教育学部特設美術科で工芸を専攻。
1959年、大学卒業と同時に、父のもとで本格的な作陶活動に入る。
60年、桃山備前の再現を目指して兄の満（岡山県重要無形文化財）とともに姑耶山に中世の半地下式穴窯を復元。翌年、焼成に成功。初窯で桃山期の明るい焼成を生み出す。
66年、日本工芸会正会員。
97年、「備前焼パリ展」出品。
98年、日本工芸会中国支部幹事長、岡山県重要無形文化財保持者となる。
2004年、備前焼で5人目の重要無形文化財保持者（人間国宝）に認定される。
山陽新聞賞（文化功労）、三木記念賞なども受賞。
05年、岡山県文化賞。
06年、ボストンにて一門展。後援ボストン美術館・ハーバード大学。
10年、備前市名誉市民。

作品は花器、皿、茶陶のほか陶壁、オブジェなど。
伝統的なものから造形感覚の洗練が際立つ作品まで幅広く手掛ける。
備前焼レリーフでも第一人者。
新首相官邸、清心学園百周年記念館などの陶壁のほか、2006年には自ら代表作の1つと語る陶壁「吉備讃歌」を山陽新聞社本社ビルエントランスホールに完成させた。

〈主な受賞歴〉
金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞賞、茶の湯の造形展優秀賞など多数/岡山県美術展（審査員）




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種類...炻器

焼き物...備前焼