直井メソッド　改訂版　本当の国語力
この本は、「読解」という行為を体系的・論理的に分析した初めての書籍だと思います。
できる子、できる先生にとっては当たり前過ぎて、逆に意識されることのない「読んで理解する」という行為がどのようなプロセスを経ているのか、を明らかにして、それを下敷きにした理解の仕方、読解力のトレーニングの仕方を教えてくれます。
特に、あらゆる文章が
・主文
・より掘り下げた解説
・例
の３つのパーツからできている、という理解は、読んで理解するのが苦手な人に大きな助けになるはずです。
現場で長く教えてきて、理解の進まない子について悩み抜いたひとにしかかけない、貴重な分析です。
特に、構造的に理解しないと読解できない、たとえば理系のお子さん、心情理解の苦手なお子さんなどには助けになることでしょう。
小中学生のお子さんのあるすべての親御さんに手に取ってもらいたい、素晴らしい書籍です。


直井 明子
本当の国語力
「読書をすれば国語の成績は上がる」というのは間違いです
公式がある算数や事実を覚えればいい社会と違って、国語は解答の出し方がわかりにくい教科です。そのため「国語はセンスだ」「勉強の仕方がわからないから、勉強しない」といったことも多いようです。しかし、国語には解き方のルールがあるのです。国語ができる子は、文章の中の大事なポイントを素早くつかんでいます。本書では、その「大事なところ」をつかむ方法をルールにまとめ、どんな子供でも早く正確に文章を読み、成績の上がる読み方を解説しました。
偏差値30〜40の子供でも入試問題で満点が取れた！
著者の指導塾では、国語嫌いの子が国語好きになったり、偏差値30〜40の子供が３か月後には私立の入試問題（過去問）で満点がとれるようになるなど、嬉しい成果が上がっています。ほかにも、作文の書き方、家庭学習の仕方、国語力を伸ばす親子のコミュニケーションの取り方など、
学校では教えてくれないノウハウが満載。７歳から、中学受験を目指すお子さんまでにお勧めです。