80年代の貴重なアート本

糸井重里、矢野顕子、黒澤明、北野武、坂本龍一、 太地喜和子、岩下志麻、倍賞千恵子など錚々たる面々がモデルとしても出演





日本のデザイナー・三宅一生による作品集『ボディワークス』。80年代になり、身体の動きとフォルムの探求を深め、プラスチック、紙、ワイヤーなど布以外の素材による服づくり「ボディワークス」に取り組み、1983年に開催された同名の展覧会に合わせて刊行されたのが本書です。ウォーホルやラウシェンバーグがモデルとして登場するマーカス・レザーデールによるポートレートから始まり、横尾忠則が演出、小暮徹が撮影した「日本心中考」、編集者・島本脩二による三宅一生のインタビューや栗本慎一郎（経済人類学者）や瀬戸内寂聴によるテキスト、最後に日本の各界の著名人が「イッセイ・ミヤケ」をまとった坂田栄一郎によるポートレートなど、豪華な顔ぶれが三宅一生の世界を多面的に表現しています。その他、操上和美やヘルムート・ニュートン、篠山紀信らが撮影で参加し、アメリカのグラフィック・デザイナー、ミルトン・グレイザーによるイラストなども掲載。

年代物ですのでご了承の上ご購入下さい。