定価880円

│特集│
teamLab Borderless
世界が体験した「チームラボボーダレス現象」

2018年6月21日にお台場に忽然と姿を現した「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM： EPSON teamLab Borderless」（以下：チームラボボーダレス）。
219万人超の来館者数は、単一アート・グループの美術館としてのギネス世界記録にも認定された。
2022年8月31日━━ 、お台場のチームラボボーダレスは一旦のピリオドを打つ。
世界のアート界を驚愕させ続けていたチームラボと、都市のグランドデザインを描き続けてきた森ビルが共同でつくり出したこのミュージアムは、世界に「現象」を巻き起こした。
チームラボボーダレスを体験すると、実にさまざまな疑問が湧いてくる。
「いかにしてこのプランは生まれたのか」
「いかなる着想とアイデアのもとにそれぞれの作品はできたのか」
「それらは何を意図し、何を伝 えようとしているのか」
「それを支えているのはどのようなテクノロジーとハードなのか」
それらを解明するために本誌が試みたのは、チームラボボーダレスが持つ多様な側面を5章に分けてとらえることである。
そのために、世界規模で同時代人から話を聞いた。
彼ら超一流の人物たちが、いかに多大なインパクトとインスピレーションを受けたかがわかるだろう。
まさに、「チームラボボーダレスという現象を世界が体験した」と言えるのである。
本誌を読むことで、世界の人々が魅了された理由と、終わりなき進化をとげるチームラボボーダレスのネクストステージが見えてくるはずだ。

★COVER STORY
猪子寿之(チームラボ代表)
人類を前に進めていく、アートとテクノロジーの行方。
境界がなく連続している「ボーダレス」こそが美しい

見応えある特集です。