#理数系本



プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第1編 物体の運動

アイザックニュートン、中野猿人

1500

プリンシピアは序論と三つの編から成る本論とから成り立っている。まず序論では力学上の基礎的な諸概念として質量運動量力をはじめ絶対時間絶対空間絶対運動などが定義される。つづいて運動の３法則、力の合成・分解の法則など力学の理論的・方法論的な基礎が確立される。そしてこの基礎の上に立って第１編では物体の運動の諸形態があらゆる角度から詳細に論じられている



プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第2編 抵抗を及ぼす媒質内での物体の運動

1500

第２編では流体力学。抵抗が速度あるいは速度の自乗に比例するものとして問題を取り扱った。重力の作用の下での流体の釣合について論じ流体内における波動の研究がこれに続きそれから惑星運動の原因とされたデカルトの渦動論の検討へと進み簡単な命題によってみごとにこれを否定した



プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第3編 世界体系

1500

完結編となる第３編ではまず改めて自然研究上の基礎になる諸規則が述べられる。ついで木星土星太陽および地球の重力を決定したうえでニュートンは任意の二つの球体間の引力がそれらの質量の積に正比例し重心間の距離の自乗に逆比例することを証明する。ここに万有引力の法則が普遍化され確立されることになる。ニュートンの自然探究者としての方法論を明確に示しその後の近代科学の方向性を決定づけた完結編



プリンキピアを読む

和田純夫

1100



量子力学が語る世界像

和田純夫

900

原子の世界

量子力学の誕生

確率解釈と収縮

量子力学の多世界解釈

同時進行する複数の世界

干渉するミクロの世界・干渉しないマクロの世界

シュレディンガーの猫は死んだのか

分離分可能性と不確定性原理

確率解釈をみちびく

光の量子力学

宇宙から見た量子力学

多世界解釈の世界像



場の量子論とは何か 統一理論へ近づくための根本原

和田純夫

740

本書は現在物理学の根本原理とされる場の量子論を数式を使わず初歩から解説する

電磁波の理論から光子の理論へ

新しい粒子像から光の量子論へ

粒子に対する場の量子論―物質と光の統一

粒子の発生・消滅

場の量子論と力

発散の困難とくりこみ理論

ハドロンとクォークと量子色力学

弱い力と統一理論

大統一理論と今後

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