no.230 ￥8330 →



フランス、パリ市内の蚤の市で見つけた古い花柄の木箱です。　



売り主様による推定年代：1900～1920年



サイズ：画像１０枚目参照、高さは約55mm



形状は真四角ではなく波のカーブを描いています。しっくりと手になじみ心地よいフォルムです。



絵画部分に若干の盛り上がりがあることから恐らく箱に直接ペイントされているのではないかと思います。蓋の上部と側面４面に丁寧に描かれています。職人の作業なのか個人によって描かれたのか、想像力を掻き立てられます。



箱の蓋に描かれているのは薔薇を含む花束でしょうか、躍動感のある筆致です。



箱本体と蓋を繋いでいるのはシンプルな針金のような細めの金具ですが、安定感があり蓋を開いた状態で自立します（手作業でつけられた金具）



至る所に擦れ、欠けなどが散見されよく使い込まれています。そのことがより一層の深みや味わい、アート性を与えているように思います。



箱の上面には花のリースが、側面には植物のような模様が描かれ、箱の形状、デザインもフランスらしさが溢れています。



用途は個人のお好みですが、そのまま置いているだけでも古き時代にいざなってくれるような一品です。



汚れを拭きとったのみ購入時のまま手を加えていません。そのまま送付します。画像をよくご確認の上ご検討ください。経年で纏った雰囲気を魅力と感じてくださる方、古物にご理解のある方お願いいたします。傷みや古びた感じを気にされる方はご購入をお控えください。



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