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【内容紹介】

箱館五稜郭の激戦のなかで散った“敗者”の 生きざまを、愛惜の念を込めて描く意欲作！

鳥羽・伏見の戦いから北越、会津での激戦、そして箱館五稜郭の攻防戦と続いた戊辰戦争は、多くの人々の血を流しながら薩長を中心とする新政府軍の勝利で終わった。その箱館五稜郭を武士としての死に場所と定めた新選組副長・土方歳三。だが、今日まで彼の最期は多くの謎に包まれている。土方を撃ったのは誰か？ 場所は、時間は…？ 戦いのなか、北の地に散った“敗者・土方”の生きざまを、地元の研究家が愛惜の念を込めて描いた意欲作！

第１章　北征航
第２章　蝦夷地の平定
第３章　新政府軍との攻防
第４章　箱館のことなど
第５章　箱館総攻撃
第６章　異聞　土方歳三の最期
第７章　箱館戦争の意義
第８章　明治維新とその後の日本

中村/忠司
昭和16年、北海道生まれ。北海道立追分高等学校卒業。若年より勝者の史観に疑問をもち、敗者の側に視点を向け、平成5年頃より北海道と縁の深い土方歳三の研究を始める

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