もう畳んでしまった日本のブランド、FINAL HOMEの個性的なトップスです。
このブランドは本当に形がよくて、かなり購入し、いまだに処分するのをためらいます。
90-00-10年代的な形とは思いますが、唯一無二の個性と着心地の良さがありました。

古着として、個人が長期間保管していたお品としてご理解いただける方でお願いいたします。


⚪︎ブランドのはじまり
1994年、津村耕佑がファイナルホーム(FINAL HOME)をスタート。2015年にビジネスを終了。

ファイナルホームについて

「ファイナルホーム(FINAL HOME)」は、1994年にスタートした日本のファッションブランド。津村耕佑(Kosuke Tsumura)がディレクターを担当している。

「都市生活を快適に過ごすための服づくり」をテーマに機能性やデザイン性に富んだアイテムを提案。メンズを中心としながらも、2005年よりレディースアイテムも充実、他では見られないアイデア満載の商品が魅力。

1つのナイロンコートからファイナルホームのファイナルホーム(FINAL HOME)は始まった。そのナイロンコートは、「もし、災害や戦争、失業などで家をなくしてしまったとき、ファッションデザイナーである私は、どんな服を提案できるか、またその服は平和なときにはどんな姿をしているのか」という問いから生まれたもの。

寒さをしのぐため、ポケットに新聞紙を詰めれば防寒着に、あらかじめ非常食や医療キットを入れて災害時に着れば非難着になるなど個人の用途に適応できる服を作り上げた。

『FINAL HOME』というネーミングもまた「究極の家」という意味を込めてこのコートのために付けたもの。またファッションブランドとして存在する一方で、世界各地での展覧会への出展、異業種やアーティストとのコラボレーションアイテムの制作など、アパレルブランドというくくりには捉われない様々な活動を展開している。

「FINAL HOME」のマークはブランド名の由来でもある通称HOME１(全身ポケットのナイロンコート)が誕生すると同時にデザイン。地球を意味する円形に上下に反転させた家のシルエットを重ねて出来上がったもの。