SONY TA-F222ESA ￥49,800(1991年発売)



メルカリ購入、VRガリ、接触不良、半田クラック多発でまともに音出ず。全て整備し問題なく動作。

24時間エージング後、半田クラック拡大によりノイズ再発、再整備後正常動作。48時間エージング済み。安価でTA-Fシリーズテイストを。



【整備内容】

内外部クリーニング。VRガリ取潤滑。SW洗浄潤滑。開閉カバー潤滑。スピーカーリレー抵抗確認0.00Ωx4接点。半田クラック確認、VR基板全体リハンダ、ノイス完全解消。バイアス調整。



【特長】

333ESAのMOS二重PPをMOS単一PPにして廉価にしたモデル。それでもパワーは9割程で優秀。MOS二重は特性のコンプリメンタリ化必須でエージングすると独特のエフェクトがかかり、音数の多い音源(オーケストラ、ビッグバンド、ボーカル)向き。一方本機はシングルPPなので、エフェクトのないスッキリしたバイポーラアンプの音に近いのでスピード、アタック感(EDM,コンボ)のある音源向き。

両方購入して音源毎に聞き分けたい。



【仕様】

実効出力(20Hz～20kHz)120W+120W(4Ω)、100W+100W(6Ω)、90W+90W(8Ω)

出力帯域幅10Hz～80kHz(45W出力、高調波歪率0.02%、8Ω)

高調波歪率0.003%(10W出力時、8Ω)

混変調歪率0.004%(定格出力時、8Ω、60Hz:7kHz＝4:1)

周波数特性Phono MM:RIAAカーブ±0.2dB、Line系:2Hz～200kHz +0 -3dB

SN比Phono MM:95dB、MC:68dB、Line系:105dB

入力感度/インピーダンスPhono MM:2.5mV/50kΩ、MC:170μV/100Ω、Line系:150mV/20kΩ

出力レベル/インピーダンスRec out:150mV/1kΩ、Headphone:25mW/8Ω

トーンコントロールBass:±7dB(100Hz)、Treble:±6dB(10kHz)

適合スピーカーインピーダンス4Ω～16Ω

電源AC100V、50Hz/60Hz

消費電力215W

外形寸法幅430x高さ150x奥行375mm

重量14.0kg