朝露の主たち ジャック・ルーマン
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1,500
347
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商品狀態 | 未使用に近い |
【内容】
今なお世界中で広く読まれるハイチ文学の父ルーマン、最晩年の主著、初邦訳。
15年間キューバの農場に出稼ぎに行っていた主人公マニュエルが、ハイチの故郷に戻ってきた。しかしその間に村は水不足による飢饉で窮乏し、ある殺人事件が原因で人びとは二派に別れていがみ合っている。マニュエルは、村から遠く離れた水源から水を引くことを発案し、それによって水不足と村人の対立の両方を解決しようと画策する。マニュエルの計画の行方は……。若き生の躍動を謳歌する、緊迫と愛憎の傑作長編小説。
「今後われわれの地に花開くすべての偉大なハイチ人は、彼に何かを負わないことはありえない」――ジャックステファン・アレクシ(ハイチの作家)
「ジャック・ルーマンはハイチの集落にギリシャ悲劇を導入した」――ルネ・ドゥペストル(ハイチの詩人)
「ハイチだけでなくアンティル諸島全体で、一九五〇年代に成人に達した世代にとってバイブルのような作品」――パトリック・シャモワゾー、ラファエル・コンフィアン『クレオールとは何か』
〜著訳者〜
ジャック・ルーマン(Jacques Roumain)
1907年、ハイチの首都ポルトープランスの裕福なムラートの家庭に生まれる。母方の祖父は、1912年から翌年に暗殺されるまで同国大統領を務めたタンクレド・オーギュスト。1921年からスイスの寄宿学校で学び、1926年には農学を学ぶためスペインのマドリードに移る。1927年、遊学を終えて帰国。1934年、ハイチ共産党を設立。1936年、ベルギーにいる実弟を頼ってブリュッセルに亡命。1937年、パリに移住。1939年にフランスを離れてニューヨークに渡り、コロンビア大学で民族学を学ぶ。1941年、亡命生活を終えて帰国し、ハイチ民族学研究所の初代局長に就任。1942年、メキシコ代理大使に任命される。1944年、任地で本書『朝露の主たち』を完成させるが、同年8月に他界。
【商品詳細】
版元 作品社
定価 2,860円(本体2,600円+税)
46判上製
ISBN978-4-86182-817-1
発行 2020.7
【出品理由】
閉店にともない店舗で使用していた備品や商品を出品しています
【注意点】
完璧な品をお求めの方はご遠慮ください。
フリマ売買のため、保証は適応外となります
今なお世界中で広く読まれるハイチ文学の父ルーマン、最晩年の主著、初邦訳。
15年間キューバの農場に出稼ぎに行っていた主人公マニュエルが、ハイチの故郷に戻ってきた。しかしその間に村は水不足による飢饉で窮乏し、ある殺人事件が原因で人びとは二派に別れていがみ合っている。マニュエルは、村から遠く離れた水源から水を引くことを発案し、それによって水不足と村人の対立の両方を解決しようと画策する。マニュエルの計画の行方は……。若き生の躍動を謳歌する、緊迫と愛憎の傑作長編小説。
「今後われわれの地に花開くすべての偉大なハイチ人は、彼に何かを負わないことはありえない」――ジャックステファン・アレクシ(ハイチの作家)
「ジャック・ルーマンはハイチの集落にギリシャ悲劇を導入した」――ルネ・ドゥペストル(ハイチの詩人)
「ハイチだけでなくアンティル諸島全体で、一九五〇年代に成人に達した世代にとってバイブルのような作品」――パトリック・シャモワゾー、ラファエル・コンフィアン『クレオールとは何か』
〜著訳者〜
ジャック・ルーマン(Jacques Roumain)
1907年、ハイチの首都ポルトープランスの裕福なムラートの家庭に生まれる。母方の祖父は、1912年から翌年に暗殺されるまで同国大統領を務めたタンクレド・オーギュスト。1921年からスイスの寄宿学校で学び、1926年には農学を学ぶためスペインのマドリードに移る。1927年、遊学を終えて帰国。1934年、ハイチ共産党を設立。1936年、ベルギーにいる実弟を頼ってブリュッセルに亡命。1937年、パリに移住。1939年にフランスを離れてニューヨークに渡り、コロンビア大学で民族学を学ぶ。1941年、亡命生活を終えて帰国し、ハイチ民族学研究所の初代局長に就任。1942年、メキシコ代理大使に任命される。1944年、任地で本書『朝露の主たち』を完成させるが、同年8月に他界。
【商品詳細】
版元 作品社
定価 2,860円(本体2,600円+税)
46判上製
ISBN978-4-86182-817-1
発行 2020.7
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【注意点】
完璧な品をお求めの方はご遠慮ください。
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