「信頼はなぜ裏切られるのか 無意識の科学が明かす真実」
寺町 朋子 / デイヴィッド・デステノ

表紙に細かい擦れ等の使用感はありますが、全体的に目立ったダメージはなく中身ページきれいな状態です。


大金を見ただけで、あなたは嘘が上手くなる
私たちの無意識の心は他人の助けが必要かどうかをつねに監視し、
必要がなければ不誠実に振る舞えとささやく――。
直感的な心が誠実さを一変させることを明らかにした心理学の最新知見からみると、
「信頼」についての常識はまちがいだらけ。
信頼できるかどうかは、その人の性格や道徳観だけで決まるわけではない。
むしろ無意識が支配する。
裏切られないように、信頼を失わないようにするにはどうしたらいいか、
どうすれば信頼できるかどうかを予測できるのか、
従来からあるこうした疑問に、第一人者みずからが科学で答える。
::本書への賛辞::
「根源的な問題に、新しい光をあてた」
アダム・グラント『GIVE & TAKE』著者
「簡潔で面白く、それでいて役に立つ・・・一読の価値あり」
ダニエル・ギルバート『明日の幸せを科学する』著者
「人を信頼するリスク・・・その地雷を避ける能力が成功には不可欠。本書は科学でそれを解決する」
ロバート・H・フランク『日常の疑問を経済学で考える』著者
【目次】
第1章 信頼とは何か? ――基本と欠点、そして処方箋
第2章 無意識が支配する ――生物学的な仕組みによって決まる判断
第3章 赤ちゃんは見ている ――学習と信頼の意外な関係
第4章 恋愛と結婚の核心 ――信頼と嫉妬の働きを解剖する
第5章 権力と金 ――上位一パーセントに入る人と、その気分に浸る人
第6章 信頼のシグナル ――身振りから相手の誠実さを見抜く
第7章 操作される信頼 ――コンピューター越しの相手とのつき合い方
第8章 あなたは自分を信頼できる? ――将来の自分は予想外に不誠実
第9章 信頼するか、欺くか ――最後はいつだってこれだけ