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「早稲田文学 2016年冬号」
早稲田文学会
定価: ￥ 1400

#早稲田文学会 #本 #日本文学／評論・随筆

【特集】
快楽の館　La Maison de rendez-vous
篠山紀信 市川真人
【翻訳】アラン・ロブーグリエ新訳快楽の館(抄千葉雅也
カトリーヌ・ロブーグリエ 若き妻の日記
一九五七-一九六二年(抄)堀千晶一訳、解說——60
藤野可織 眠りの館-16
墨谷渉 快楽菩薩 48
高原英理 ブルトンの遺言 72
樋口直哉 白と黒のフードコート 92
【論考】
植島啓司 快楽の館へようこそ 28
斎藤環 フェイクの空間、祝祭の時間―64
後藤繁雄 快楽の館へようこそ―106
觀城樓主人 想像の快樂の進歩(再録) ― 114
中森明夫 快楽の勝利 5
小谷野敦 快楽と言い訳-14
壇蜜 快楽を縫いつけて-25
木下古栗 快楽の館-27
丹尾安典 快楽先生水難始末-44
山本貴光
失敗は蜜の味――ゲームの快楽について-80
松浦寿輝「太陽宮」の魅惑-82
山田航 回文の快楽-88
大山顕 快楽のチェルノブイリ-90
岸政彦 俺の感情は俺だけのものだ。46
小林エリカ ラジウム・パレス-102
大塚英志 濃度の薄い世界-54
松田青子 インク残量の喜び-57
メレ山メレ子
異能の目を持つ者が、世界を美しくしてくれる-104
菊地成孔 音楽-110
藤田貴大館に行ってきた、快楽の。58
金井美恵子快楽?の? 館って?-112
亀山郁夫 黒く輝ける直方体の神-70
【編集委員から 16冬 拡大版】 125
東浩紀 堀江敏幸 藤井光 角田光代
ヤマザキマリ 川上未映子 市川真人
「小特集】からだにこって言語とはなにか
諏訪正樹「身体」が「ことば」の力を借りたら158
松本卓也
山内志朗 言葉と肉体と風164
手塚夏子
談話欲のゼロ度――「器官なき身体」に抗するラカン168 言葉と体をめぐる「水」の考察173
郡司ペギオ幸夫
以前ゾンビだった私が以後クオリアを持ち、またゾンビとなる意識・身体経験と固定指示性 176
【翻訳連載】
テルリア 第八回 松下隆志-
ウラジーミル・ソローキン
本のまわりをたずねて199 第八回 フランス書院