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いま歌舞伎界が大揺れに揺れていますが、その昔は文化勲章受賞者である中村歌右衛門を始め多くの逸材を輩出しております。

歌舞伎ファンには垂涎の的かと思いますが、歌舞伎界を代表する重鎮が切手となり登場です。

お値段は額縁ありのお値段です。

一層お求めやすい価格としました。お見逃しのなきように宜しくお願いします。

これは、第24回大銀座まつり(1968年10月に国家行事てある明治百年祭を記念して創設された。)を記念して、歌舞伎役者を紹介する記念切手が発行されました。

限定発売されたこの説明書付き切手の特徴は、四枚の切手の消印が東京銀座に存在する三つの郵便局即ち京わ橋郵便局・銀座西郵便局・銀座三(丁目)郵便局でスタンプされているという、いわゆる手のこんだレア物なのです。

二度とこのような記念切手にお目にかかれるかは分かりません。三郵便局のコラボ作業で始めてで出来上がりました。普通は同一郵便局で全切手がスタンプされます。

そこに登場するのが、
八重垣姫役を演ずる・六世・中村歌右衛門
と
粂寺弾正を演ずる・十一世・市川團十郎
でございます。

ともにこの時代を背負った代表的重鎮の方々でございます。

往年の名役者が縦52×横27mmの小さな切手の中に、色鮮やかに恰も今にも踊り出しそうな姿で甦っています。

この小さな切手の世界に、顔の表情まで豊かに再現した、我が国の映像技術や印刷技術水準の高さに今更ながら驚愕します。たかが切手されど切手なのでございます。この辺も切手マニアに高評価される所以かと思います。

両名優を同時に見られる機会などはめったにありません。勿体ないので額縁に入れてみました。

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