指揮=カルロス・クライバー、バイエルン国立管弦楽団、バイエルン国立歌劇場合唱団による、ヨハン・シュトラウスのオペレッタ「こうもり 全曲」の2枚組CDです。
録音は1975年10月です。
このオペレッタは、約半世紀後に作られたレハールの「メリーウィドゥ」と並びオペレッタの傑作と言われています。実際にクリスマス～年末にかけて盛んに上演されています。
『こうもり』の題名は、生き物のこうもりがある時は獣、ある時は鳥と言われるように、そのような人間模様が描かれることからつけられた題名です。
クライバーはこの曲が得意らしく、同じオケで別の録音がありますし、DVDにもなっています。
演劇の要素がふんだんにあるため、お笑いもあってとにかく面白いです。
是非実際の舞台を観ることをお薦めします。
いつ頃買ったか忘れましたが、ケース裏面の下部にわずかなヒビがある他は、解説書CD本体とも全く問題ありません。