Contaflex レンズシャッター式一眼レフカメラです。

反射ミラーの前にシャッターを配置したため、撮影には非常に複雑な動きをするカメラで、その全てをメカにて処理した珍しいカメラです。内部は複雑な構造でギアやフック、梃子などがぎっしりです。

正確ではないかもしれませんが、素人観察の動作は、平常状態ではファインダーは真っ暗です、撮影のためフイルムを巻き上げると、まずフイルム面の前に遮光幕が閉じ、同時にミラーが降りてきますてシャッターは開き絞りが開放になります。この時点で被写体がアインアダースクリーンに映ります。シャッターボタンを押し下げるとまずシャッターが閉じフイルム前の遮光板が上がり、絞りが所定の値に絞られミラーが跳ね上がりしかるのちに指定の速度でシャッターが開閉して露光が完了します。その後遮光板は閉まりミラーは上がったまま、シャッターは閉じたまま。こんな複雑な動作を一瞬のうちに遂行するのは驚愕です。



シャッター、絞りなど一応動作はします、ジャンクの理由は露出計が動作不良です、たまに針が動きますが、正確な操作方法が不明のため説明できません。外観は大きな凹みなどなく、レンズも細かいゴミなどありますが大きな曇りは無いようです。



レンズは有名なテッサー50mm f２.8です。



以上、ジャンクで動作保証はありません、よろしければコレクションに加えてみてください。