商品名：箱館通寶　八角穿　銅母銭　試鋳貨幣
直径：21.4mm
説明
安政三年に鋳造された箱館通宝　八角穿　銅母銭試鋳貨幣です。
試鋳貨幣なので流通していないという事です。
大きさは、大様、中様、小様と3種類あり、出品物は、直径が21.4mmなので小様になります。
しかし、小様と大様の差は1mmくらいしかありません。
背に安の刻印があるのは、安政三年に鋳造されたからです。
流通銭は、鉄銭で丸穿です。
これは、母銭なので銅銭になります。
とにかく、資料が少なく、日本銀行の貨幣研究所の資料も銅母銭ですが、丸穿でした。
青錆が付いて綺麗です。
母銭でも丸穿銭が普通ですがこれは八角穿です。
丸穿孔より八角穿の方が高価になります。
また、鉄銭は、質が悪かったのであまり流通しませんでした。
珍品だと思います。
価値を調べみました。
有馬堂の買取価格一覧表に載ってました。
安政三年　箱館通宝　八角穿　銅母銭　試鋳貨幣
と表題の通りです。
買取価格が61万円になっています。
野崎コインで鑑定書付で八角穿　銅銭が販売価格
160万円で販売されています。
あと、第34回銀座コインオークションでのスタート価格50万円で落札価格が94万円でした。鑑定書付きでした。
第28回銀座コインオークションでは、72万円でした。
銀座コインオークションで出品していたのは、この2例のみです。
マニアからすると垂涎の的だと思います。
参考にして下さい。