女性美、画中の人物のさまざまな感情のひだが、市井の人々の営み、歴史や物語、謡曲などの題材にのせて表わされています。



女性として初の文化勲章を受章した稀代の画家の図録。



当時彼女は西洋画や個人主義の影響を受けた他の画家とは異なり、日本の古典や謡曲、浄瑠璃、浮世絵等に絵のテーマや範を求めた。



「上村松園展」　図録　2010年

解説・編集：出版：日本経済新聞社

244p



京都に生まれ育った上村松園は、若くしてその頭角を現し、文部省美術展覧会（通称文展）など各種展覧会を舞台に気品あふれる人物画を次々と生み出しました。松園の画業を大きく3期に分け、代表作約100点によって創作の軌跡をたどるとともに、その本質を改めて探ります。



目次

あいさつ

謝辞

序

内山 武夫

上村松園、その画業に託されたもの中村 麗子 10

図版

松園の「序の舞」小倉 実子 16

祖母松園を語る(インタビュー)上村 淳之

年譜

主要参考文献

鬼頭美奈子 編

作品目録

出品作品一覧



Contents

Foreword

243

Introduction

Uchiyama Takeo 242

Uemura Shoen, What She Conveyed in Her Art

Nakamura Reiko 240

Catalogue230

Plates27









＊＊＊綺麗ですが中古品にご理解ある方のみご検討ください。